日常生活の支援や、入院時・施設入所時の身元保証、さらには亡くなった後の葬儀や事務まで請け負ってくれる身元保証サービス。
さまざまな会社や団体から提供されていますが、どこに依頼すればいいのか迷ってしまいますよね。
大手に依頼したいけれど、どんな基準で選べばいいかわからない・・・
どのサービスがおすすめなの?
このようにお困りの方も多いでしょう。実は、誰もが知る大手の会社が提供している身元保証サービスがあるのです。それが「イオン 身元保証サービス」。
イオングループの子会社「イオンライフ株式会社」が運営するサービスです。
この記事では、イオン 身元保証サービスの特徴や、口コミなどを紹介します。
- イオン 身元保証サービスの特徴
- イオン 身元保証サービスの口コミ、利用した体験談
- イオン 身元保証サービスの利用料金
- イオン 身元保証サービスの対象エリア
選択肢の1つとして参考になるよう解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
イオン 身元保証サービスの特徴
大手ならでは手厚いサービスが魅力のイオン 身元保証サービスですが、具体的にはどんな特徴があるのでしょうか。1つずつみていきましょう。
24時間365日いつでも相談できる
イオン 身元保証サービスには、24時間365日いつでも相談できる電話窓口が用意されています。
まだ申し込むと決めていなくても、ちょっとした疑問でも受け付けてくれるので、安心して相談できますよ。
希望する形で納骨をしてくれる
葬儀はもちろん、納骨や供養まで希望に沿って行ってくれます。
「自分の没後は、こんな風に供養してほしい」
というイメージのある方におすすめです。納骨先は規定の合祀墓ですが、希望する納骨先があれば相談可能です。
遺品整理を任せられる
亡くなった後の事務作業はもちろん、遺品整理まで行ってくれるのもイオン 身元保証サービスの魅力の1つです。
見積りの上、別料金が発生しますが、亡くなった後の手続きをすべて行ってくれるのは魅力的ですね。
イオン 身元保証サービスの口コミ
いくら魅力的なサービスがそろっているといっても、実際に利用している人の声を聞かないことには、イメージがしづらいですよね。
ここからは、イオン 身元保証サービスに関する実際の口コミを紹介します。
満足に思っている口コミや評判
イオン 身元保証サービスの良い口コミや評判をみていくと、「老後が安心」「家族に代わって身元保証人になってくれる」などがありました。
たしかに保証人をお願いできない一人暮らしの方には心強いサポートです。また誰でも知っているイオンだからこそ安心できますね。
不満に思っている口コミや評判
イオン 身元保証サービスの悪い口コミや評判をみていくと、ずばり大きな費用です。
たしかに利用すると安心な一方、利用初年度は90万円ほどの費用がかかってしまうため、申込みをためらってしまう方も出てくるかもしれません。
しかし単身で誰にも保証人をお願いできないような方には心強いサービスだといえます。
イオン 身元保証サービスを利用して後悔した体験談
ここまでいい口コミ・悪い口コミを紹介してきました。料金がネックになることが多いようですね。
もう少し具体的な体験談もみていきましょう。利用して後悔してしまった人はいるのでしょうか?
- 「イオン 身元保証サービスは、将来的に葬儀のことを考えると、バタバタしなくても良い流れになっているところが良かったです」
- 「入院時に利用しましたが、イオンカードをよく利用しているので支払いが簡単に出来ました」
- 「イオン 身元保証サービス以外にも、同じ内容で、より費用負担が安いところはありました」
サービスの内容で後悔しているという口コミは見当たりませんでした。
しかし、やはり費用の面であまり満足していないという声が聞かれたので、利用料金について気になるところです。
イオン 身元保証サービスの利用料金
不安や不満を感じているイオン 身元保証サービスの利用料金について、具体的にみていきましょう。
入会金
最初に入会金として10,000円(税込)が必要です。ただ、イオンライフのコールセンターから申し込めば無料になります。
入会に関して相談したいことがある場合は、コールセンターに問い合せた上で入会を決めるといいですね。
会費
入会金とは別に、会費として年額で10,000円(税込)が発生します。
会報誌の費用や、生活・施設入居・葬儀などに関する相談費用もこの会費に含まれています。
事務管理費
サービス全体の管理や、身元保証料を保管するための費用として539,815円(税込)が必要になります。
主な支援内容は下記の通り。
- 個人の台帳の作成・管理
- 預託金の保管・管理
- 支援員の定期的な研修
- 全般的なシステム管理
万全なサービスを受けるために必要な費用ですが、万一入会から6ヶ月以内に解約、または亡くなった場合は50%が返還されます。
身元保証料(預託金)
入院したり、福祉施設に入所したりすることになった場合に必要な身元保証料として、356,481円(税込)を預託します。
実際に身元保証が必要となった場合には、ここから費用が充当されます。身元保証のサービスを利用しないまま解約、または亡くなった場合は全額返還されます。
以上、合計で916,296円(税込)が入会時に必要となります。支払い方法は、現金または銀行振込です。1度にまとまった費用がいるので、慎重に検討する必要がありますね。
これらの費用に加え、入会から2年目以降は年会費年会費10,000円(税込)が必要になってきます。また希望の方のみ、葬儀・納骨・死後事務支援費500,000円(不課税)必要です。
消費税などの課税対象ではなくその代金分の税金を支払う必要がない税。
「国内において事業者が事業として対価を得て行う資産の譲渡、資産の貸付け及び役務の提供」や「外国から商品を輸入する場合」にあてはまります。
※葬儀・納骨費用、死後事務費用等の支払いにあてられますが、その場合には消費税が課せられます
葬儀・納骨・死後事務支援
葬儀・納骨・死後事務支援は下記の支援をしてくれます。
- 葬儀の手配
- 納骨の手配
- 死後事務
イオン 身元保証サービスでオプションに入っておけば、亡くなった後に親族・友人などへの連絡をしてくれます。宗旨・宗派を問わず喪主の代行で、通夜・葬儀などの法要を行ってくれます。
納骨方法や納骨場所に関しては、生前に希望を伝えておくと、希望に沿った納骨・供養をしてもらえます。
死後事務では、年金の停止・保険証の返還・ライフラインの停止手続きなどをしてくれます。(遺品整理の依頼は別料金)
イオン 身元保証サービスの手続き方法
イオン 身元保証サービスの手続き方法は下記の通り。
葬儀・納骨・死後事務支援のオプションを希望すれば、追加でサポートを受けられます。
申込みをし必要書類を提出すると、入会審査が行われシニア総合サポートセンターから会員証を発行してくれます。
詳しい内容を質問したい方は、申込み前にシニア総合サポートセンター相談できますので、説明を受けたい場合や入会を検討したい場合には、面談の予約を電話にて行いましょう。
一般社団法人シニア総合サポートセンターとは
シニア総合サポートセンターとは弁護士法人TLEO虎ノ門法律経済事務所が母体となって設立された法人です。
概要は下記のようになっています。
事業内容 | 高齢者等の総合支援事業 |
本 部 | 〒105-0003 東京都港区西新橋1- 20-3 虎ノ門法曹ビルB1F |
名古屋支部 | 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-13-7 西柳パークビル3階 |
大阪支部 | 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満4-1-15 西天満内藤ビル3階 |
代表理事 | 千賀修一 氏 |
シニア総合サポートセンターは、48年以上の歴史・実績があり、85名以上の弁護士が身元保証や遺言信託サポートをしてくれる団体。
また財産管理や後見サポートなど終活に関わるあらゆるサポートをしてくれます。
イオン 身元保証サービスの対象エリア
料金体系についてもわかったところで、次に気になるのは対象のエリアについてですね。
イオン 身元保証サービスの対象エリアは、大きく首都圏・中京圏・近畿圏の3つに分けられます。各エリアの詳細をみていきましょう。
- 首都圏︰東京23区、その他東京都中央部・埼玉県東部・神奈川県東部・千葉県の一部を除く全域
- 中京圏︰愛知県の一部を除く全域・岐阜県南部・三重県北部
- 近畿圏︰大阪府全域・京都府南部・兵庫県東部・奈良県西部・滋賀県大津市、草津市
さらに具体的な対象エリアは、公式サイトに掲載されています。お住まいの地域が対象かどうか、まずはチェックしてみましょう。
イオン 身元保証サービス|まとめ
- イオン 身元保証サービスには、24時間365日対応の電話相談窓口がある
- 希望に沿った納骨・供養に対応してくれる
- 遺品整理の依頼も可能
- 口コミや体験談では、費用がネックになったとの声が多い
- 入会時の初期費用として約90万円が必要
この記事では、以上のことを解説しました。
いざというときの身元保証や、亡くなったあとの葬儀・納骨・事務手続きを安心して任せられるのがイオン 身元保証サービスです。
入院などの際に困ったり、家族に負担をかけたりする心配なく過ごせる安心感は、何事にも代えがたいですよね。
\おすすめな人/
・身内に身元保証を頼めない
・老健施設に入りたい
・身元保証を第三者に請けて欲しい
今回紹介したイオン 身元保証サービス。
この機会に、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。