遺品整理で買取できる遺品はどれ？ー処分する前に知っておくべきこと

遺品整理は人生の中でも数えるほどしかありませんので、実際に行わないといけない場合には負担に感じてしまう場合がほとんどです。

兄弟がいたとしても、実際に整理をするのはどちらか一方の場合も多く、処分するかどうか判断も難しいですよね。日用品ならまだしも、中には処分しにくいものもあります。

また買取できそうなものもあるかもしれません。

あきこ

実際遺品って買取してくれるの？

どういう遺品が高値で買取してもらえるか分からない・・・

今回は遺品整理で買取できる遺品を紹介していきます。

本記事を読むと、遺品整理のときに捨てるべきものなのか、買い取ってもらうものなのかの判断をしやすくなります。買取をしてもらえれば、遺品整理には多くの費用も必要になってくるため、その費用に充てることも可能です。

この記事でわかること

遺品整理で買取できる遺品
亡くなった人の物を捨てられないときの対処法
遺品整理をしてくれるおすすめ業者

いま遺品整理をしたいけど、どこから手を付ければいいか分からない方は参考にしてください。

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遺品整理で買取できる遺品

遺品整理で買取できる遺品や、昔の物で高く売れるものなどを積極的に買取依頼することで、少しでも遺品整理の費用を軽くできます。

下記に、昔の物でも高く売れる一例を紹介していますので、参考にしてください。

順番に解説していきます。

切手

切手の買取は、バラだと6割前後で買取してくれます。シート切手の場合ですと額面の金額によって買取価格が変わります。50円以上で85〜90％、500円・1,000円だと90％前後。

たとえ使用済み切手だとしても、1948年に発行された見返り美人切手のようにコレクターに人気の高い切手もあるので、そういう切手がないか確認しましょう。

貴金属

ダイヤモンドなどの貴金属の買取は、使用感がある・傷や汚れがある場合でも買い取ってくれる場合があるため、気になる方は買取専門業者に鑑定してもらいましょう。

金やプラチナなどの貴金属は、相場に則った金額で買い取ってもらえます。特にカルティエ・ヴァンクリーフ&アーペルなどの有名ブランドの指輪・ネックレスなどは高価買取をしてもらえる場合も多いです。

レコード・CD

レコード・CDの買取も高く買い取ってもらえる可能性が高いものだといえます。それは商品本体の状態が悪いものや、ケースの破損がみられるものでも買い取ってもらえる場合があるからです。

レコードの他にもCDであっても一度、買い取り業者に持ち込んでみたり、出張買取を依頼してみたりしても良いかもしれません。

フィギュア・プラモデル

フィギュアの買取は、ゲームセンターで手に入るフィギュアは100〜500円ほどと買い取り額も低いですが、人気があるフィギュアは1,000〜15,000円で買い取り額も高いです。

プラモデルの買い取りも、完成品や未組立品・外箱がついていないもので金額が変わってきます。

家具

家具買取サービスは、出張・店頭・宅配などさまざまあります。家具を高く売るためには、なるべくキレイな状態にしておき、事前査定を行い複数の業者を比較しておくと良いです。

急いで買い取って欲しい場合には、インターネットなどで即日対応可能な買い取り業者を探してください。

骨董品・美術品

骨董品・美術品の買取は、素人では本物かどうか判断が難しい場合がほとんどです。目利きができる美術商に相談するか、遺品回収業者に一括でみてもらうと手間がかからず失敗もありません。

お酒

お酒の買取は、ウイスキー・ブランデー・ワイン・シャンパン・日本酒・焼酎・中国酒・ラム酒やテキーラなどさまざまなお酒を買い取ってくれます。中には年代物で人気が高いお酒は数十万円で買い取ってもらえる場合もあります。

付属品の有無、箱やラベルの状態などで買取金額が大きく変わってくる可能性があるため、買取してもらう場合にはあらかじめとっておきましょう。

古書・書籍

古書の種類は和本・唐本・韓本に分かれますが、年数が経てば経つほど手に入りづらくなり、買い取り価格が上がるものもあります。書籍の買い取りに関しては、1冊10円〜100円で比較的安く買いたたかれてしまう印象があります。

シリーズすべてセットにしたり、同じ作者のものを複数まとめて査定した場合は買い取り価格が大幅に上がったりする場合もあります。

アイドル・アーティストのグッズ

直筆サイン入り色紙・懸賞品・限定盤のCD・DVDなど、アイドルやアーティストのグッズの買い取りは希少性が高く、買い取り価格も高値が付きやすいです。

またコンサートやライブ限定グッズなど、欲しいけどなかなか手に入れられないものも、買い取りショップやフリマアプリを使って高値で取り扱ってもらえる可能性があります。

ゴルフ用品

ゴルフ用品の買取はモデルや状態によって、買取価格が大きく変わってきます。特に木製のものは高値になる傾向にあり、気になる人は買取の見積もりをしてもらうといいでしょう。

アイアンはカタログ通りのセット本数での買取が基本になっていますので、番抜けしている場合には高く買取してくれません。

高級時計

時計の買取は、状態や中古販売価格・流行などによって大きく変わってきますが、ロレックス・オメガ・カルティエ・シャネルの高級時計は高値で買い取ってもらえる可能性が高いです。

実用的なセイコーも中には高値で買い取ってもらえます。

ドレス

遺品の中でも多くを占める洋服は、処分にも困ります。特にウエディングドレスなどを大切に残している方は処分もしづらいですよね。そのまま処分しても良いのですが、ドレス・ワンピース専門で買い取ってくれる業者もあります。

気になった方はインターネットで検索してみてください。

将棋盤・囲碁盤

将棋盤・囲碁盤は昔一緒に将棋や囲碁をしていた経験がある方も多いのではないでしょうか。買取は素材や状態で変わってきますので、気になった方は専門業者に見積もりをお願いしてみましょう。

仮に汚れがひどいものや割れてしまっている盤でも、買い取ってもらえる場合があります。

着物

着物と一口に言っても振袖・留袖・訪問着・小紋など種類がさまざまあります。どの種類でも買取は可能ですが、衣料品としてリサイクルに出すと安値で買い取られてしまいます。

適切な業者に出せば、古い・汚れがあるなどの理由で買い取ってもらえない場合がないです。

パソコン

パソコンの買取は、故人のデータなどを削除し、初期化しておく必要があります。また純正ではない製品は買取が難しいパソコンもあります。見積もりに出す前に、出来るだけ自分でパソコンの汚れを落としてから出すといいでしょう。

下取り制度がある場合は、利用することで新しいパソコンを購入する際に利用できます。

亡くなった人の物を捨てられないときの対処法

亡くなった人の物を捨てられない場合も人や状況によってはあり得ます。それは処分してしまうことで、故人を忘れてしまう、片づけに手が進まない場合もあります。そういうときの対処法に関して、下記にまとめます。

順番に解説していきます。

お焚き上げを依頼する

手紙やお札・お守りなどはそのまま処分しにくいものの1つです。お札やお守りには魂が入れられているし、手紙や写真には念が入っていそうですよね。そういう時にはお寺や神社で、おたきあげ供養をしてもらうようにしましょう。

お焚き上げをしてもらえるお寺や神社の中には、郵送でも受け付けてもらえるところもあります。あらかじめ電話やメールなどで問い合わせをしてから送るといいでしょう。またみんなのお焚き上げのように、郵送の手間を省けるサービスも中にはあります。

リサイクルや寄付

どうしても亡くなった人の物を捨てられない場合には、リサイクルや寄付も良い方法です。

捨てずにそのまま朽ちていくのは、それによって気持ちも落ちてしまうかもしれません。きれいにして形見と思って自分が使ったり、ありがとうブックのような遺品の寄付をしたりする方法もあります。

デジタル化して保管する

先ほどのお焚き上げ・リサイクルや寄付をする場合でも、画像データとして残しておけば、現物は処分でき、思い出だけ残しておけます。

アルバムなどボリュームが多い場合には、専門の業者に依頼することも視野に入れると手間がかかりません。

遺品整理を行う専門業者に依頼する

仕事をしている場合や心の整理ができない場合には、自分だけで遺品整理が出来ない場合もあります。そういうときは専門業者に依頼することをおすすめします。

専門業者に依頼すれば、片づけられなかったものをスッキリしてくれるので、心も軽くなります。費用もかかりますが、工夫をすればおさえることも可能です。次に遺品整理におすすめの業者を紹介していきます。