クセになる仏像奈良!イケメン仏像4選-おすすめモデルコースも紹介

クセになる仏像奈良!イケメン仏像5選-おすすめモデルコースも紹介

「奈良、平安時代の仏像は、色が塗られていたのですか?」

仏像は、その時代によってブームがあったので、形状や彩色、塗料にも違いが出てきて、それもまた楽しみの一つになっています。

〔今回の内容〕

    • 仏像奈良とは
    • 奈良 仏像 イケメンっているの?
    • 奈良仏像巡りモデルコース

今回は、以上のようなことを解説していきます。

この記事を読むと、奈良にある仏像について詳しくなり、より深く仏像を楽しめるようになります。

奈良の仏像について興味のある方・奈良へ観光を考えている方はぜひお読みください。

仏像奈良とは

奈良には、仏像とは切っても切れないくらい深い歴史があり、数多くの仏像がたくさんあります。

それもそのはず。国宝に指定されている彫刻128件のうち半分以上の71件が奈良にあるのです。

ここでは、これらの仏像を紹介していきます。

奈良のイケメン仏像

まず気になるのが、奈良のイケメン仏像(笑)

ここでは、下の4つのご尊像を紹介していきます。

奈良のイケメン仏像
  • 「興福寺」阿修羅像
  • 「室生寺」十一面観音菩薩立像
  • 「室生寺」十二神将立像
  • 「中宮寺」如意輪観世音菩薩

順番に解説していきます。

「興福寺」阿修羅像

 

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興福寺の阿修羅像は、三面六臂(さんめんろっぴ:3つのお顔があり6つの腕がある)で上半身裸で条帛(じょうはく、背中を斜めにわたる帯)と天衣をかけています。

また胸飾りと臂釧(ひせん:クルクルと巻いた髪の毛)や腕釧(わんせん:上腕部につけている飾り)をつけていることが特徴。

阿修羅は、釈迦如来の眷属(けんぞく:従者)として、仏法と信仰者を守ってくれる神さまである八部衆の一つとされています。

「室生寺」十一面観音菩薩立像

 

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室生寺の十一面観音菩薩立像(じゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう)は、千年以上にわたり、室生の人たちの苦しみに寄り添ってこられた観音様。

ふっくらとした頬に、少し突き出したおちょぼ口、瞳のふちに赤みが差している切れ長な眼が特徴的ですね。

観音菩薩は、慈悲の中の菩薩として知られていて、数ある仏像の中でも最も人々に愛されている仏像です。

「室生寺」十二神将立像

同じく室生寺の十二神将立像は、薬師如来の従者として、頭の上に十二支の動物を付けていることが特徴的。

自由な姿態の表現は鎌倉時代中期の特色があり、寳物殿には寅神、卯神、辰神、巳神、未神、酉神を安置されています。

本来は十二支と十二神将は関係がなかったのですが、中国古来の信仰と結びつき、神将の頭部に十二支があることが一般化されています。

「中宮寺」如意輪観世音菩薩

中宮寺 菩薩半跏像

中宮寺ホームページ

中宮寺の如意輪観世音菩薩は、気品を湛えるアルカイックスマイルが特徴的。

半跏の姿勢で左の足を垂れ、右の足を膝の上に置いているその姿は、人の悩みについて考えてくださっている清らかな気品が漂っています。

関連記事でも解説していますので、気になる方は参考にしてみてください。

[clink url=”https://tonahoto.com/buddha-smile/”]

 

奈良の仏像は貴重なものがたくさん

先ほども軽くお伝えしましたが、実は、奈良の仏像は京都などよりも国宝や重要文化財の仏像の数が多くて仏像巡りをすると最高です。

一例を挙げてみるだけでもしたのようなものがあります。

奈良の仏像
  • 法隆寺「釈迦三尊像」
  • 法隆寺「救世観音像」
  • 法隆寺「百済観音像」
  • 東大寺「盧舎那仏」
  • 東大寺「不空羂索観音菩薩立像」
  • 東大寺「広目天像(四天王)」
  • 興福寺「阿修羅像」
  • 薬師寺「薬師三尊像」
  • 中宮寺「菩薩半跏像」
  • 新薬師寺「十二神将像」
  • 室生寺「十一面観音菩薩立像」
  • 唐招提寺「廬舎那仏座像」

 

仏像奈良の口コミ

仏像奈良の口コミや評判をみていくと、通な方は奈良の方が観光に行きたいようです。

数も多いので、何回かに分けないといけない可能性もあります。

同じ仏像を拝見しても毎回お顔が変わっているように思えてしまうものです。

奈良仏像巡り モデルコース

奈良の仏像といえば、やっぱり奈良の大仏を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

ここでは、奈良仏像巡りの際のモデルコースを紹介していきます。

[icon name=”shoe-prints” prefix=”fas”] 奈良仏像巡りモデルコース
  1. 近鉄奈良駅
  2. 東大寺(東大門)
  3. 春日大社
  4. 興福寺
  5. 近鉄奈良駅

 

順番に解説していきます。

東大寺:南大門

東大寺:南大門

南大門は、いわば東大寺の正面玄関。

鎌倉時代の建築物で、高さは25メートル以上ともいわれています。

門の左右に立っている金剛力士像が、躍動感あふれる姿と迫力ある形相で出迎えてくれますよ。

東大寺:大仏殿

東大寺:大仏殿

大仏殿は、奈良の大仏である毘盧遮那仏を安置している東大寺の本堂。

江戸時代に再建されている建造物は、元の3分の2の大きさになっていますが、間口約57メートル、高さ約49メートル、奥行き約50メートルもの大きさになっていて、木造建築としては世界最大のものになっています。

大仏殿の柱の1つに、大仏さんの鼻の大きさと同じ大きさの穴が空いていて、くぐると無病息災のご利益を授けてくれるといわれています。

東大寺:二月堂

東大寺:二月堂

境内東のスあ面を利用して建てられているのが、二月堂。

大きくせり出す舞台からは奈良市内を一望することができます。

3月には1260年以上続く伝統行事であるお水取りが行われますよ。

東大寺:三月堂(法華堂)

東大寺:三月堂(法華堂)

二月堂の南に建っているのは法華堂といって別名三月堂ともいいます。

堂内には、天平時代の傑作ともいわれている不空羂索観音立像(ふくうけんさくかんのんりゅうぞう)が安置されていますよ。

2013年に須弥壇(しゅみだん)やご尊像の修理事業を終えて再び拝観できるようになっています。

春日大社

春日大社

春日大社は、768年に都の守り神として創建された朱塗りの社殿。

その社殿には、1,000基の釣り灯籠や境内には2,000基もの石灯籠があります。

宝物殿には、貴族や武家から奉納されている宝物や刀、鎧などたくさんの国宝・重要文化財を収蔵されえている。

興福寺:五重塔

興福寺:五重塔

興福寺の五重塔は、高さが50メートルもある奈良一番の五重塔。

猿沢池から眺める五重塔を楽しんで、境内を散策するとよいでしょう。

興福寺:東金塔

興福寺:東金塔

金堂とは、御本尊である薬師如来坐像を安置する本堂。

かつては3つあった金堂のうちの一つです。

薬師如来坐像の他にも、十二神将立像や文殊菩薩像も安置されています。

興福寺:国宝館

興福寺の寺宝がたくさんある国宝館。

阿修羅像の眷属である八部衆立像や十大弟子像の奈良時代の仏像をはじめ、興福寺の歴史を伝える絵画などが収められています。

イケメンの阿修羅像もこちらにまつられています。

興福寺:北円堂

鎌倉時代に再建された北円堂ですが、美しいたたずまいは奈良時代創建からのままになっています。

内部には、運慶晩年の傑作といわれている弥勒菩薩坐像が安置され、春と秋に公開されています。

興福寺の中では、一番歴史のある建物になっています。

興福寺:南円堂

興福寺:南円堂

興福寺の南円堂は、いつも西国三十三巡礼者でいっぱいです。

国内最大の八角円堂なのが特徴的。

本尊は、不空羂索観音菩薩坐像で10月17日のみ公開されています。

仏像奈良 まとめ

ここまで仏像奈良を解説してきましたが、まとめると下のようになります。

今回わかったこと
  • 奈良は、仏像とは切っても切れないくらい深い歴史があり、数多くの仏像がたくさんある
  • 奈良のイケメン仏像を紹介しました

奈良にある仏像は、まだまだ奥深いものがあるので今後も記事にしていきます。

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