閉眼供養について知りたい方へ―読み方から詳しい内容まで徹底解説!

閉眼供養について知りたい方へ―読み方から詳しい内容まで徹底解説!

「閉眼供養ってどうすればいいの・・・?」

閉眼供養は、お墓の墓じまいや位牌、仏壇などはもちろん、ぬいぐるみや手紙などの処分前にしっかり行うものです。

〔今回の内容〕

  • 閉眼供養の読み方
  • 閉眼の意味
  • 閉眼供養のその後
  • 閉眼供養で気を付けること

今回は、上記のようなことを解説していきます。

この記事を読めば、閉眼供養はどのような意味があるのか、供養をした後にどのようなことをしていけばよいのか、把握することができます。

これからお墓などの閉眼供養である「墓じまい」を考えている方は、ぜひ読んでみてください。

それでは早速解説していきます。

閉眼供養の読み方

閉眼供養の読み方は「へいげん くよう」です。

ほかにも、魂抜きなどの言い方があります。

[icon name = “info” prefix = “fas”] ポイント

閉眼供養の読み方は「へいげん くよう

閉眼供養とは「閉眼の意味」

閉眼は「仏さまの目を閉じる」という意味があります。

墓じまいの閉眼供養は、お墓に宿っている霊や魂を抜き取る儀式です。

[icon name = “exclamation-triangle” prefix = “fas”] 注意

お墓に宿っている霊や魂は、ご先祖さまの霊ではありません

 

お墓の魂を抜くというと、ご先祖様の魂をお墓から抜くとよく勘違いされるのですが、間違いです。

お墓がお墓の役目を果たすための魂を抜くことが目的ですので、ご先祖様の霊ではありません。

また、閉眼供養はお墓だけでなくお守りやお札などにも行います。

[clink url=”https://tonahoto.com/amulet-return/”]

閉眼供養のお布施の相場

気になる閉眼供養のお布施の相場ですが、大体3~5万円だといわれています。

ただし地域やお寺によっても考え方が違いますので、不安な方は一度、菩提寺に相談してみるとよいでしょう。

[icon name = “info” prefix = “fas”] ポイント

閉眼供養のお布施の相場は、大体3万円~5万円

 

[clink url = “https://tonahoto.com/memorial-service-heigen-ohuse/”]

閉眼供養の口コミや評判

閉眼供養の口コミでTwitterなどのつぶやきをみていくと、「相場が全然わからない」「包まれたお布施の金額」などについての投稿がありました。

しかし、ようがくじさんのツイートにもあるように、相場は人それぞれですし、お家によっても変わってきます。

何度もお伝えしますが、お布施の金額について不安のある方はお寺に相談してみてくださいね。

閉眼供養のその後

ここまで、閉眼供養の相場についてご紹介させていただきましたが、閉眼供養のその後について解説していきたいと思います。

閉眼供養のその後
  • 新しいお墓に引っ越し(改葬)
  • 永代供養
  • 樹木葬など

 

ザックリ言うと、上記のようなパターンが多いです。

順番に解説していきます。

新しいお墓に引っ越し(改葬)

新しいお墓に引っ越し(改葬)

新しいお墓に引っ越しは、新しいお墓を建立してそこにご遺骨を埋葬する場合です。

メリット
  • お参りしやすい場所にお墓を移すことができる
  • 兄弟で管理しやすい環境にできる
  • 両家のお墓としてまつり直すことができる

 

デメリット
  • 改葬に費用がかかる
  • ご遺骨が回収できない場合がある
  • 親族間でトラブルになることがある

 

新しいお墓に引っ越しは、転勤などで遠方に住まなければいけなくなったなどの事情やお墓自体がずいぶん古くなったなどの理由で改葬される方がいます。

イメージとして、竿石に「○○家」と記さないといけないと考えがちですが、記載しなければ両家の墓としておまつりすることも可能です。

永代供養

永代供養

永代供養は、お寺の境内や霊園にある納骨墓に納骨し、定期的に供養してもらう方法です。

メリット
  • お墓の維持・管理の負担が軽くなる
  • 費用が一般的なお墓より安い
  • 宗派を問わず利用できる供養墓もある

 

デメリット
  • 個別に安置してくれる期間が決まっていることが多い
  • 合祀すると遺骨を取り出せない

 

永代供養は、新たにお墓を建てるよりも安く納骨できることがメリット。

お寺の境内などにある供養墓に納骨すると、毎日読経・回向してもらえ、亡くなった霊位も安心することができます。

樹木葬など

樹木葬など

樹木葬は、最近増えてきた埋葬方法で、樹木などの自然に還るように埋葬する方法。

メリット
  • 承継者が必要ない
  • 少人数なら一般墓よりも費用が節約できる
  • 緑が多く明るい雰囲気がある
  • 寺院墓地でも「宗教不問」が多い

 

デメリット
  • 粉骨必須の霊園が多い
  • 遺骨を取り出すことが難しい
  • 利用を考えている人数が多い場合には割高
  • シンボルツリーが枯れることもある
  • 親族間でトラブルになる可能性がある

 

樹木葬は、費用があまり高くなく先祖代々のお墓がない方にはおすすめの埋葬方法。

宇宙葬や海洋散骨なども最近増えてきている供養方法です。

閉眼供養で気を付けること

ここまで、閉眼供養の相場やその後の供養方法について解説してきましたが、改めて気を付けることを解説していきます。

閉眼供養で気を付けること
  • 熨斗袋の書き方
  • 服装の注意点
  • お供え物などの準備

 

順番に解説していきます。

熨斗袋の書き方

お布施の注意点1:表書きは「御布施」

まず熨斗袋の書き方はもちろん、お札などの入れ方も気をつけたいものです。

また熨斗袋は、お坊さんに渡すものですので、水引の色なども注意してください。

詳しく知りたい方は、関連記事を参考にしてみてください。

[clink url = “https://tonahoto.com/how-to-write-memorial-service-heigen-ohuse/”]

服装の注意点

墓じまいなどでお墓にお参りするときには、服装も気をつけたい点です。

「喪服でないといけないのか・・・」など迷ってしまいますが、最低限のマナーを守っておけば問題ありません。

また暑い夏の日や気温が低い冬の時期には、工夫をしてお参りするとよいでしょう。

[clink url = “https://tonahoto.com/heigen-memorial-clothing/”]

お供え物などの準備

閉眼供養のお供え物などの準備は「どういうものを準備をすればよいの・・・」と分からない方はいませんか。

もし不安な人は、菩提寺や石材屋さんに相談してみるのも良いでしょう。

関連記事にお供え物などの記事をまとめていますので、よろしければ参考にしてみてください。

[clink url = “https://tonahoto.com/offerings-with-heigenkuyo/”]

閉眼供養 まとめ

ここまで閉眼供養について解説してきましたが、まとめると次のようになります。

今回わかったこと
  • 閉眼供養の読み方は「へいげん くよう」
  • 閉眼供養の意味は、宿っている霊や魂を抜き取ること
  • 閉眼供養のその後は、新しいお墓に引っ越しや永代供養、樹木葬などがある
  • 閉眼供養で気を付けることを解説しました

 

本記事が、閉眼供養でお困りの方の少しでも役に立てればと思います。

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