今度、京都に観光に行くのだけどおすすめのところないの?
誰しもが知っている京都にはたくさんのお寺や仏像があります。
- 京都でおすすめする仏像
- 「国宝」と「重要文化財」の違い
今回解説する内容は、「国宝」と「重要文化財」別に京都のおすすめするべき仏像を紹介しています。
実際に京都に行ったときに、どこのお寺にお参りするとよいのかの判断する材料になります。
これから京都のどこに観光するのか迷っている方は、ぜひお読みください。
京都でおすすめする仏像とは
京都でおすすめする仏像とは、ズバリ「国宝」と「重要文化財」です。
京都は「国宝」と「重要文化財」の仏像が数多くあります。
「国宝」と「重要文化財」の違いは?
そもそも「国宝」と「重要文化財」の違いは、戦後の1950年に文化財保護法によって分けられました。
元々は、第二次世界大戦前の日本には重要文化財がなく、すべて国宝でした。
しかし、戦後に文化財保護法が施行され、今まで国宝だったものが重要文化財に指定されました。
その重要文化財の中から、とくに貴重なものを国宝というようになっています。
ちなみに、施工された文化財保護法によって、日本国内の国宝や重要文化財の保護などのために必要な経費を一部の公費からねん出されています。
それでは、次に京都にある国宝・重要文化財のおすすめの仏像を見ていきましょう。
国宝の仏像10体
- 広隆寺
「弥勒菩薩半跏思惟像」
飛鳥時代 - 神護寺
「薬師如来立像」
奈良末期~平安初期 - 教王護国寺(東寺)
「不動明王像」
平安時代 - 醍醐寺
「薬師如来坐像(箔薬師)」
平安時代 - 浄瑠璃寺(九体寺)
「九体阿弥陀如来像」
平安時代 - 三千院
「阿弥陀三尊像」
平安時代 - 清涼寺(嵯峨釈迦堂)
「釈迦如来立像」 - 六波羅蜜寺
「十一面観音立像」
平安時代 - 蓮華王院(三十三間堂)
「千手観音坐像」
鎌倉時代 - 蓮華王院(三十三間堂)
「風神・雷神像」
重要文化財の仏像5体
- 禅林寺(永観堂)
「阿弥陀如来像」
平安後期~鎌倉初期 - 浄瑠璃寺
「吉祥天女像」
平安時代 - 六波羅蜜寺
「空也上人立像」
鎌倉 - 泉涌寺
「楊貴妃観音像」
鎌倉時代 - 大報恩寺(千本釈迦堂)
「木造六観音菩薩像」
鎌倉時代
実は、奈良にも国宝や重要文化財の仏像があるので、もし気になる方は関連記事を参考にしてみてください。
京都でおすすめする仏像の口コミ
京都でおすすめする仏像の口コミや評判をみていくと、「心が癒された」「お寺だとゆったり拝観できた」などいうものがありました。
たしか東京の博物館で展覧会などを開いても、人がごった返しになってしまいますよね。
それに本来、ある場所で拝観する方がずっとキレイに向き合えると思いますよ。
京都観光におすすめの時期は?
たしかに東京に行くよりはゆっくりその街並みも楽しむことができますが、やはり人の密集には気を付けたいですよね。
オススメの時期は、葵祭の5月半ばをすぎた初夏から夏にかけての時期です。
春は桜、秋は紅葉でその顔が違う京都。
新緑の頃の紅葉は、陽光に透けるくらい鮮やかな緑を楽しめる青紅葉となっています。
「人混みはちょっと苦手・・・」
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
京都でおすすめする仏像 まとめ
以上、京都でおすすめする仏像については以上です。
今回わかったことをまとめると下のようになります。
- 京都でおすすめする仏像とは、「国宝」と「重要文化財」の仏像
- 国宝は、重要文化財の中から、とくに貴重なものをいう
- 人混みが苦手な方は、5月半ばをすぎた初夏から夏にかけての時期がおすすめ!